ユーザモジュールって何?
ユーザモジュールで何ができるの?
イメージいただけるように概要をご説明させていただきます。
MLT Advan 上で動作するプログラムです。
MLT Advan に機能を追加でき、お客様自身で開発していただくことが可能です。
開発手法の違いで次の2種類があります。
C/C++言語などで記述し、Microsoft Visual Studio などでビルドして作成します。
2006 年までの製品では、このタイプのユーザモジュールのみ対応していました。
スクリプト言語 pScript で記述して作成します。
2006 年以降の製品で対応しており、テキストエディタがあれば開発できます。
※以下に現れる「ユーザモジュール」は、スクリプトタイプを指します。
実行形態の違いで次の2種類があります。
Windows アプリケーション「MLT Advan Navigator」の上 (パソコン上) で動作するユーザモジュールです。MLT Advan Hardware を制御してフレーム送信やポート出力、パルス出力、PWM 出力が行えます。また、受信したフレームやポート入力、アナログ入力を条件に行うこともできます。GUI を使用できるのが特徴です。
MLT Advan Hardware 上で動作するユーザモジュールです。ハードウェアのメモリに展開され、組み込みプログラムにより処理され、実行されます。
GUI は使用できませんが、ハードウェア単体 (スタンドアローン) で使用できます。
ハードウェアユーザモジュールは、ナビゲータユーザモジュールの機能縮小版です。
ハードウェアユーザモジュールに絞って、何ができるかの例を記載します。
Navigator で設定された手動送信、プログラム送信、イベント/定期送信を実行できます。
ユーザモジュール内で定義したフレームを送信できます。
フレーム受信時に何らかの処理を行いたい場合はOnReceive ハンドラを登録し、その中で処理します。
ポート入力で何らかの処理を行いたい場合はOnReceive ハンドラを登録し、その中で処理します。
注: ポート入力ステータスは、何れかのポートに変化があったときに現れます。このため、複数のポート入力を使う場合は対象ボート変化を判定する必要があります。
時間経過後に何らかの処理を行いたい場合はOnIdle ハンドラを登録し、その中で処理します。
動作開始時に何らかの処理を行いたい場合はOnStart ハンドラを登録し、その中で処理します。
…などなど、ユニークに作成することが可能です。
最初から作るのには難しそう、開発工数の確保ができそうにない
…などとお困りのお客様へ対しては
実施したい内容をお伺いさせていただき、弊社にて開発致します。
サンプル程度のものから、自動検査に使っていただけるものまでご要望をお聞かせください。
コメントを付けたソースをお納め致しますので、
最初の作成はご依頼いただき、その後の変更はお客様にて…と
お使いいただく事例も数多くございます。
「こんなことできる?」とお気軽にお問い合わせください。
最適なご提案をさせていただきます。
同様の内容をPDFにて下記よりダウンロードいただけます。
ユーザモジュール概要